マクドナルドで注文して受け取って家に帰ってみたら商品が違っていた事があるとおもいます。その時にいったいどのようにマクドナルドへ連絡すればいいのでしょうか。ミスは誰にでもあるといえ、不快な思いはしますよね。最近ではカスハラ(カスタマーハラスメント)など消費者側にも様々なモラルが問われる中で、こちらも相手も嫌な思いもせずに解決する方法について解説していきます。

目次
マクドナルドで注文ミスがあった場合はどうする?お詫びはどうなる?
まずは落ち着いて、購入した店舗へ電話連絡をするのが最速かつ、お互いにとってスムーズな解決策です。店舗の電話番号はレシートの上部に記載されていますので、まずはそちらを確認して連絡を入れてみましょう。電話では感情的にならず、「いつ」「どの商品が」不足していたかを事実ベースで伝えます。
もし店舗に電話が繋がらない場合や、どの店舗で購入したかわからない場合は、マクドナルド公式の「お客様サービス室」へ問い合わせる方法があります。お客様サービス室の電話番号は0120-010-916で、受付時間は9時から17時までとなっています。また、電話をする時間が取れない場合は、公式ウェブサイトのメールフォームから意見を送ることや、スマートフォンアプリの「KODO」を使って店舗ごとの意見箱に連絡を入れることも可能です。
レシートを捨ててしまったり、モバイルオーダーで注文して手元に紙のレシートがなかったりする場合でも、あきらめる必要はありません。マクドナルドで入れ忘れに遭遇したあるブログ記事の筆者は、モバイルオーダーでレシートがない状態で店舗に電話をかけましたが、注文日時や受け取り番号、合計金額を伝えることで対応してもらえています。モバイルオーダーの場合はメールで注文確認が届くため、そこに記載されている問い合わせ番号や受け取り番号、合計金額を控えてから電話をするとスムーズです。店舗側も履歴を確認できるため、レシートそのものがなくても詳細な情報を伝えれば、トラブルになることなく対応してもらえる可能性が高いです。
マクドナルドの注文ミスに対する「お詫び」や「対応」の内容は?
注文ミスがあった場合、マクドナルドではいくつかの対応方法が提示されることがあります。一つ目は、不足分や正しい商品を自宅まで「お届け(再配達)」してもらう方法です。ブログの体験談の中には、ナゲットのソースが入っていなかった際に、自宅まで届けてもらう選択肢を提示された事例があります。ただし、店舗の状況によってはすぐにお届けができない場合もあります。元マネージャーの方によると、店舗には必ず一人のマネージャーが必要であり、もしマネージャーが一人しかいない場合や、代わりに行けるスタッフがいない場合は、店を離れることができないためお届けが不可能になることもあるそうです。
二つ目の対応は、お客様自身が再び店舗へ戻って商品を受け取るか、あるいは返金をしてもらう方法です。知恵袋の体験談では、入れ忘れに気づいて店に戻ったところ、お詫びとしてハンバーガーのセットの無料券をもらったという事例や、次回マックに行ったときに返金してもらう、あるいは商品を受け取るという選択肢を提示された事例があります。その場ですぐに商品が必要でない場合や、近くに住んでいる場合はこの方法が提案されることがあります。
三つ目は、お詫びとして「無料引換券(クーポン)」を郵送してもらう方法です。店舗が忙しくてどうしても商品を届けられない場合や、お客様が再来店するのが難しい場合にこの対応が取られることがあります。実際にポテトの入れ忘れがあった事例では、ご招待券を郵送でお送りさせていただきたいという提案があり、後日、お詫びの手紙と共にバリューセット特別ご招待券が自宅に届いたそうです。この券はマクドナルド全店で使用できるものでした。このように、状況に応じて「お届け」「来店での受け取り・返金」「郵送での無料券」のいずれかの対応が提案されることが一般的です。

気づいたのが「後日」でも対応してもらえる?嘘だと思われない?
商品を持ち帰って自宅で食べた後に気づいた場合など、購入から時間が経ってしまっても対応してもらえるのか不安になる方もいるでしょう。多くの体験談では、家に帰って袋を開けた時点で気づき、すぐに電話をしていますが、店舗の状況によっては「今はお店を抜けられないので、後程お伺いする」といった提案がなされることもあります。また、すぐに連絡ができない状況であっても、事実を確認できれば対応してもらえる可能性はあります。大切なのは、気づいた時点で早めに連絡を入れることです。
現物が手元になくても、あるいは食べてしまった後でも、本当に対応してもらえるのか、嘘だと思われないかと心配になるかもしれません。しかし、ブログの体験談では、電話口で「ポテトが入っていなかった」と伝えただけで、商品を証拠として見せることなく、お詫びの郵送対応を受けています。レシートの情報や注文内容の事実をしっかりと伝えれば、店側は履歴と照合するなどして確認を行うため、過度に心配する必要はありません。嘘だと疑われることを恐れずに、起きた事実を正確に伝えることが大切です。
Uber Eatsや出前館など「デリバリー」での注文ミスの対応方法
最近ではマックデリバリーなどを利用する方も増えていますが、デリバリーでも注文ミスは発生します。ある利用者の体験談によると、マックデリバリーを頼んだ際にジュースが入れ忘れられていたことがありました。店舗に電話をしたところ、すぐに持って行くには1時間かかると言われ、待てない場合は「後日店頭での返金」「後日店頭での商品提供」「クーポン郵送」の3つの選択肢を提示されたそうです。この事例ではクーポン郵送を選びましたが、届いた封筒には手紙だけで肝心のクーポンが入っていなかったり、インク切れのような状態で届いたりといったトラブルも報告されています。
デリバリーの場合、店舗スタッフが直接配達している場合と、外部の配達員が届けている場合がありますが、マックデリバリーのような店舗主体のものであれば店舗へ連絡することで対応の相談が可能です。ただし、先ほどの事例のように、配達の人員が不足している場合はすぐに再配達してもらえないこともあります。Uber Eatsや出前館などを利用している場合は、アプリ上のサポート機能を使って連絡を取るのが一般的な手順となりますが、マックデリバリーでの事例のように、店舗の対応状況によっては解決まで時間がかかる場合があることも念頭に置いておくとよいでしょう。

なぜマクドナルドは入れ忘れや入れ間違いが多いのか?
マクドナルドで入れ忘れや入れ間違いが起きる背景には、店舗の忙しさや人員配置の問題があるようです。元マネージャーの方の証言によると、店舗には責任者が最低一人は必要であり、限られた人数で回している時間帯などは、物理的に店を離れてお届けに行くことが難しい状況が発生します。しかし、この元マネージャーの方は「忙しいから」というのはお客様に対する理由にはならず、本来は人員を調整して対応すべきだとも述べています。現場では少人数で大量の注文をさばく必要があり、確認不足が生じやすい環境があるのかもしれません。
また、知恵袋には「オーダー内容に応じた重量を自動で計算するシステムなどが導入されていない」といった指摘もあり、現状では人の手による確認作業に頼っている部分が大きいことがうかがえます。このようなミスを防ぐために私たちができる対策としては、商品を受け取ったその場で、自分で中身を軽く確認することが挙げられます。ブログ記事の筆者も、テイクアウト時にはその場で商品確認をしたほうがいいかもしれないと結んでいます。少し手間はかかりますが、持ち帰る前に袋の中身を確認することで、家に帰ってからがっかりするという事態を防ぐことができます。お互いに嫌な思いをしないためにも、こうした自衛策を知っておくことが大切です。
マクドナルドの注文ミスでのお詫びはどうなる?まとめ
- 注文ミスに気づいたら、まずは購入店舗へ電話するのが最速の解決策だ。
- カスハラにならぬよう、冷静に事実を伝え解決することが重要である。
- 店舗に繋がらない時は、お客様サービス室へ連絡するのが確実な手段だ。
- レシートがなくても、日時や金額等の詳細を伝えれば対応は可能である。
- 商品の再配達も可能だが、店舗の人員状況によっては難しい場合がある。
- 再来店での返金や、後日の無料クーポン郵送で対応することもある。
- 後日でも連絡は可能で、履歴確認により嘘だと疑われる心配はない。
- デリバリー利用時は、原則としてアプリ内のサポートから連絡する手順だ。
- 入れ忘れの原因は、店舗の繁忙や人員不足による確認漏れが多くある。
- 受け取り時にその場で中身を確認することが、確実な自衛策である。
コメント